【Webデザイン】ゼロから画像制作で月3万円を目指すロードマップ

アイキャッチ

※本記事の内容は、Adobe製品の「Illustrator」「Photoshop」使用を前提としています。

画像制作で稼いでいきたいけど、どのように進めればいいんだろう…?

このような疑問をお持ちではありませんか?

おすすめ副業として一般的に紹介されている「Webデザイン」

その中でも画像制作は1番ハードル低く始められる上に、デザインの基礎もしっかり学ぶことができます。

私はデザイン知識ゼロの状態から画像制作を始めましたが、1年間で140枚以上の画像を納品させていただくことができました。

本記事では、

・初期学習編
・案件獲得編
・売上向上編

この3つのパートに分けて、半年で月3万円まで稼ぐための方法を解説します。

未経験から売上を増やしていくまでの具体的な手順が理解できるため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

初期学習編:基本スキルを磨く

デザインスキル習得

画像制作を始める上で、最初に取り組むべきことを説明します。

1.デジハリ(デジタルハリウッド大学)のAdobeマスター講座に申し込む

Adobeの公式サイトから購入すると、年間86,880円(税込)かかります。

そこでおすすめは、デジハリからAdobeマスター講座に申し込む方法です。

価格は公式よりも安く、年間68,800円(税込)で購入できます。
※2024年12月1日から価格改定されました

「講座」と表記されていますが、
講座に加えて複数のAdobeソフトがまとめて使用できます。

講座を見て、少しずつ操作に慣れていきましょう。

2.デザインに関する書籍を読む

読んでおく書籍は以下の2冊です。

ノンデザイナーズ・デザインブック

なるほどデザイン

画像作成であれば、これらの書籍で必要十分です。

デザインの原則や基本を抑えておきましょう。

特に4つの原則は、何も見なくてもパッと言えるくらいにはなりたいです。

デザインで迷うことがあっても、この原則に従えばワンランク上の成果物に仕上げることができます。

時間が空いたときに繰り返し読むことをおすすめします。

3.YouTubeサムネイルをトレースする

YouTubeには、実際にサムネイルを作っている様子を
投稿してくださっているチャンネルがあります。

これらの動画をもとに「感覚がつかめたな」と思える程度まで、
どんどんトレースしていきます。

制作時に、

・どのような操作をしているのか
・どのようなことに気を付けて制作しているのか

など新しい発見が毎度あります。

ここで一気に技術を磨いてみてください。

案件獲得編:最初のクライアントを見つける

案件獲得

案件を獲得する上で準備すべきことをお伝えします。

1.クラウドソーシングサイトに登録し案件を調べる

利用すべきクラウドソーシングのサービスは、以下の3つです。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • ココナラ

まずはこれらの登録を済ませておきましょう。

プロフィールやサービス説明文は、他のワーカーさんの内容を参考にしながら記載していきます。

少なくとも、

・使用できるソフト
ポートフォリオ(後述します)
できること、得意なこと

これらは載せておきましょう。

いずれにしろ、最初から完璧な文章を書くのは難しいので
まずは「項目を埋めていく」感覚で記載していけば大丈夫です。

段々とブラッシュアップしていけば問題ありません。

まずは3日間、どのような画像制作の案件が出ているか、ひたすら確認していきましょう。

・制作内容
・報酬金額
・納期

これらを毎日見ていくことで、発注者が求める内容のイメージが分かってきます。

もちろん、ぜひ受注してみたい仕事があれば応募しても構いません。

2.オリジナルの画像を3〜5パターン作る

オリジナル画像は、案件を獲得していくために非常に重要です。

ポートフォリオに掲載するために、オリジナルの画像を作ります。

ポートフォリオは「何ができるか」を、クライアントに一目で伝える大事な営業ツール。

これが無いと、受注できる確率は限りなくゼロになってしまいます。

クライアント目線では、
どのようなデザインを制作するのか全く想像できず、不安になりかねません。

自分が制作可能なデザインをクライアントに知ってもらうためにも、
面倒と思わず準備しておきましょう。

「どのくらい作ればいいの?」

このような疑問もあるかと思います。

正解は無いのですが、3〜5パターンあれば良いです。

例えば、

・転職系のYouTubeサムネイル(洗練されたイメージのデザイン)

・お菓子の広告バナー(ポップなイメージのデザイン)

・日常系ブログのアイキャッチ(ほんわかしたイメージのデザイン)

このように、デザインのテイストが異なる画像を複数用意しておくことがポイントです。

クライアントは「色々なデザインに対応してくれそうだな」と言った、ポジティブな印象を受けるでしょう。

また、これから案件に応募する際、
その案件で求められるデザインを過去に作ったことがあれば、自信をもって提案できます。

「トレースしたサムネイルはポートフォリオに載せてもいい?」

こちらについては、私の場合ポートフォリオサイトには載せていません。

トレースしたものは、あくまで技術向上のための練習。

他のデザイナーさんが作成したものを、自分が作成したかのようにポートフォリオへ載せることは避けたほうが良いと考えます。(たとえ人物などの写真素材のみを変更したとしても)

3.SNS(X、Instagram)で発信する

この段階では、SNSを活用して、発信の場所を広げていきましょう。

・オリジナルサムネイルの制作報告(工夫した点や、こだわった点も文章で併せて投稿)
・デザインや案件獲得の際に学びになったこと など

こうした活動内容を発信していきます。

目的としては、

✅️どの程度のスキルをもっているか、案件募集者へ把握してもらう
✅️潜在的なクライアントに見つけてもらう(SNSで制作依頼があることも)
✅️人となりを知ってもらい、信頼を構築する

これらが主に挙げられます。

発信し始めてすぐに効果が出るわけではありませんが、
コツコツ続けて案件獲得や売上向上に繋げていくようにします。

4.営業をかける

いよいよ案件の獲得です。

すでにいくつかの案件を見て、仕事内容のイメージが多少なりとも出来ているかと思います。

・デザインソフトの扱い方
・サムネトレース
・オリジナル画像が載ったポートフォリオ作成
・SNSでの発信

ここまで進めることができたのですから、自信をもってください。

クラウドソーシングサイトの案件を一通りチェックし、
「これならできそう!」と思えたならどんどん応募しましょう。

案件の募集文の質問項目や、設定されている条件について、
相手に不安が残ることが無いよう一つ一つ丁寧に回答して応募します。

さらに、今のあなたのスキル・強みで、どのように力になれるか?

そこまで提案できると非常に良いでしょう。

応募回数も増えていくにつれ、応募文の改善点も掴めてきます。

採用されないと残念に思いますが、ぜひ初案件獲得まで粘り強く応募を続けてください。


一方で、ココナラは営業をかけていくスタイルではありません。

出品するサービスの金額設定は最安にすることをおすすめします。

人は実績がある人から買いたくなるものです。なぜなら安心できるから。

まだ実績が無いうちは、「実績を積ませていただく」
そんな心づもりで、購入してくれた方に対し価値を提供していきましょう。

売上向上編:収入を安定させるコツ

売上アップのための行動

仕事内容にも少しずつ慣れ、さらに売上アップのために意識することをお伝えします。

1.クライアントからの評価は必ずスクショなどして保管する

取引が終了すれば双方で評価し合うことになります。

評価していただいた内容は、スクショで残すことを忘れないでください。

事業の規模に関わらず、クライアントからの評価は何よりも大事なもの。

あなたも商品やサービスを購入する際は、まず口コミや評価を確認するのではないでしょうか?

評価内容が購入の決め手になっている人も少なくないはずです。

事業を推し進めていく上で、評価を積み上げていきましょう。

「評価・口コミ」はあなたの大事な資産なのです。

評価の効果はこれだけではありません。

まず、これまであなたが受け取った評価を一つ一つ確認してください。

何が見えてきますか?

それは、あなたの「強み」です。

その強みが、あなたの武器であり、ワーカーとして選ばれる理由に繋がります。

案件への応募文や、サービス説明文を初めて書くとき、苦労したかと思います。

なぜなら、実績が何も無い中でアピールできることは限られるから。

評価していただいた分だけ、あなたの強みが増していきます。

この強力な武器を使って事業を加速させていきましょう。

「自分の強みが分からない…」と悩む必要が一切なくなります。

評価を強みに変える

出来ればやっておきたいことがもう一つ。

それは、納品が完了し取引を終了する前に、
「採用していただいた理由」を発注者へ質問してみてください。

案件に応募して、なぜ採用されたか答え合わせをするためです。

・実績があった
・ポートフォリオに好みのデザインがあった
・応募文の内容が良かった など

何かしら返答していただけるはずです。

採用されて嬉しい気持ちは大いにあるかと思います。

ですが、そこで終わらずなぜ採用されたか、次回以降の応募に活かすためにぜひ確認してください。

もちろん、発注者からの回答内容が「強み」になることも十分ありえます。

必要に応じて応募文に含めアピールしていきましょう。

2.画像制作のジャンルを広げてみる

画像制作の案件は幅広いです。

画像制作のジャンル

・YouTubeサムネイル
・サービス出品用のサムネイル(ココナラなど)
・Xのヘッダー画像
・Instagramの投稿用画像
・ブログのアイキャッチ
・LINEリッチメニュー
・図解
・Webチラシ など

上記のようにジャンルが多く存在します。

最初から決めているジャンルがあれば、そのまま突き進んで良いですが、
そうでなければ興味をもったものを制作するのも手です。
新たな発見があるかもしれません。

あなたが「これなら自分に合いそう!」と思えれば儲けものです。

3.より良い案件を探して応募し続ける

まず前提として、依頼を受けたお仕事に関しては、満足していただけるよう誠意をもって取り組みましょう。

継続して納品できれば自信もついてきます。

そうしたタイミングで、別の案件も探すことをおすすめします。

なぜなら、自分にとって、より良い条件の案件が出てくるかもしれないからです。

いつどんな時に募集されるか分かりません。

そのため、各種クラウドソーシングサイトは日常的にチェックし、
自分が希望する案件が出たら速やかに応募できる状態にしておきましょう。

1つのクライアントに依存しないことがポイントです。

これを繰り返してると、いつの間にかあなたが気持ちよく仕事ができるクライアントのみと取引している状態になります。

大変ですが、案外この過程が仕事をしやすい環境を作るための近道だったりするのです。

4.単価交渉の方法

単価をアップさせる方法は色々ありますが、まずは以下の2つを実践してみましょう。

①クライアントに単価アップには何が必要か聞いてみる
②よりレベルの高い案件をとりにいく

まず①ですが、
単価を上げてもらうには何が必要か、クライアントへ直接聞いてみましょう。

単価交渉のタイミングとして、

・初期に比べ修正の頻度が減った
・制作物によって状況が改善した(クリック率が◯%に増えた、問い合わせ件数が増えた )
などが挙げられます。

ですが、こちらから単価交渉を切り出すのは、気が引けるしハードルが高い⋯
そのような方もいらっしゃるかと思います。

でしたら、自分から単価アップについて条件を確認しておけば、
あとはその条件達成に向かって尽力すれば良いだけとなります。

単価交渉をいきなり切り出すより、気持ち的にラクではないでしょうか。


次に「②よりレベルの高い案件をとりにいく」です。

これは1つ前の項目「より良い案件を探して応募し続ける」に関連します。

実績を積み重ねていけば、

・制作物のクオリティ
・制作できるデザインの幅
・クライアントからの評価

など、どれをとっても向上しているはずです。

今取引している案件の報酬額を上回る内容のものに、積極的に応募していきましょう。

より報酬の高い案件を獲得し、数回取引が完了したら、
既存のクライアントへ単価の交渉をします。

提案としては、

「別の取引にて単価◯◯円で契約しているため、それと同額以上に単価アップができないでしょうか」と言った内容です。

ただ、この提案はクライアントから「それであれば契約は終了」と言われる可能性もあります。

契約終了となるリスクも考慮して、話を切り出すようにしてください。

デザインスキルを磨き、案件を獲得して月3万円を達成しよう!

ここまで、ゼロから画像制作で月3万円を稼ぐステップを、

・初級学習編
・案件獲得編
・売上向上編

こちらの3つのパートに分けて解説してきました。

色々書きましたが、一言でまとめると

①ニーズのあるスキルを付ける
②営業する
③クライアントに価値を感じてもらいつつ実績を積む

この3つのサイクルを回し続ければ、自然と目指す場所に到達できます。

画像制作はWebデザインの中でも取り組みやすく、
デザインの基礎を学ぶことに適しています。

何より、自分が作った画像がクライアントに喜ばれ、
世の中の人たちに見てもらえ
る状況はとてもやりがいを感じますよ。

これから画像制作に取り組んでみたい、
と考えている方のお役に立てれば大変嬉しいです。

あなたが画像制作で活躍されることを願っています。

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