※本記事の内容は、Adobe製品のIllustrator、Photoshopの使用を想定したものとなっています。
「マウスを使って画像制作の仕事を始めたけど、どうも手が疲れる⋯。ストレスなくもっと効率的に仕事ができる方法はないかな?」
このような悩みを抱えていませんか?
画像制作ってけっこう細かい操作が多いんです⋯。
微調整したり、ツールを色々と切り替えたり。
なので、そのたびにマウスをクリックしなければなりません。
これが自分には、けっこうなダメージでした。
当初はあとさき思いやられる状態でしたが、今日に至るまで200枚以上の画像を納品することができています。
それもすべては「板タブ」を導入したおかげ。
1年半以上、ノーストレスで快適に画像制作ができています。
今回は、画像クリエイターのあなたに、マウス以外の選択肢をお伝えしたいのでぜひ参考にしてみてください。
マウスより板タブを使うことのメリット
板タブとは?
初めて「板タブ」という言葉を聞いた方もいらっしゃるかもしれません。
簡単に板タブについて触れておきます。
板タブは他にも「ペンタブ」「ペンタブレット」とも言われますが、どれも間違いではありません。
私が板タブと呼んでいるため、今回はその呼び名で進めさせていただきますね。
ちなみに、板タブはこちら↓

画像のとおり、板のようなタブレット上で、すべての操作をペンで行います。
ペンがそのままマウスの代わりになったかたちですね。
もしかしたらネットやテレビなどで、
プロのイラストレーターが使用している場面を見たことある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
なので、「イラストレーターが使うものじゃないの?」と思われるかもしれません。
実はそんなことはまったく無くて。
デザイナーでも十分に役立つアイテムです。
指や手首への負担軽減が期待できる
最大のメリットは圧倒的に「身体にやさしい」こと。
冒頭でも触れたように、画像制作ではマウスのクリック回数がとにかく多いです。
クリックは当然指で押すので、負担が指に集中しちゃうんですよね。
しかし板タブは、この負担を見事に一掃してくれるんです。
なんせクリックする必要は一切なくなるから。
代わりに、持ったペンを軽くタブレットにタッチさせるだけ。
これが制作を進めるうえで、本当に作業をラクにしてくれます。
私の中では、このような感覚です。
それに関連して、手首の負担軽減も期待できます。
画像制作中は、画面のあちこちをカーソル移動させるため、マウスの場合おのずと手首に負荷がたまっていきます。
画像制作の際、デュアルモニターの環境で行う方が比較的多いのではないでしょうか?
カーソルを移動させる距離が増えるため、その分マウスもいつも以上に動かす必要があります。
一方、ペンは普通に持って操作すれば良いだけ。
しかもタブレット上の限られたスペースの中でカーソル移動は完結します。
以上の点から、画像制作にてペンはマウスに比べ身体に負荷が少なく、快適に作業ができる環境を与えてくれると感じています。
板タブの唯一残念なこと
結論「スペースをとる」、この一点です。
先ほど示した画像のとおり、板タブを配置する箇所はキーボードの手前になります。
そのため、キーボードが奥の方に追いやられるので文字入力の際、いつもより腕を伸ばす必要があります。
ですが、画像制作ではそこまで文字入力の頻度は少なく、ショートカットでの入力が主になるので許容範囲かと思います。
私の場合、本当はデザインだけでなく、すべてのPC作業を板タブで行いたいのですが、文字入力がメインの作業は泣く泣くマウスに切り替えています。
おすすめの板タブは?
有名どころのメーカー商品で十分です。
有名どころであればユーザー数が多いので、もし不明な点やトラブルが発生しても、ネットで解決策が見つけやすいです。
加えて、板タブのサイズの選び方は、モニターサイズをもとに判断します。
ワコムというメーカーが出している情報によると、
・15インチ以下→Small
・15〜24インチ→Medium
・24インチ以上→Large
このような基準で選ぶのがベストのようです。
Q&A
Q. 初めて板タブを使う場合、どれくらいで慣れますか?
A. 私の場合は3日程度使用したら違和感なく使えるようになりました。最初は苦戦するかもしれませんが、乗り越えられるので大丈夫です!
Q. 板タブを使うためには、特別なソフトウェアが必要ですか?
A. 基本的に板タブを使用するには、専用ドライバ(メーカー公式サイトからダウンロード)が必要です。また、板タブを最大限に活用するには、IllustratorやPhotoshopのようなデザインソフトがおすすめです!
まとめ|マウス以外の方法を探しているなら試す価値あり
もしかしたら、板タブの存在を知らず、不便に感じながら画像制作をされている方が一定数いらっしゃるかもしれません。
「どうにか対策したいけれど、解決策がわからない⋯。」
そのような方には、今回ご紹介した板タブを使用することをおすすめしたいです。
最も優先すべきは、余計なことを考えず集中してできる作業環境です。
もし気になったのであれば、まずはお近くの電気店へ足を運んで実物を見てみてくださいね。
今回の記事が参考になれば大変嬉しいです。
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